生命と生活を守る地域のトータルケアサービス【医療福祉多機能ビル ケアセンター南昌】

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元気に過ごす為の転倒予防~チェック項目身体的・環境的要因

元気に過ごす為の転倒予防~機能トレーニング・住環境対策

ヘルパーステーションやはば

お身体を清潔にすると気持ちよく過ごすことができます。そこで、寝たままでもできる手浴・足浴・洗髪の方法をご紹介します。
※方法はいろいろありますが今回は…

シャボンラッピングで手・足浴

シャボンラッピング写真
準備するもの
ビニール袋、液体石鹸、泡立てネット、蒸しタオル、輪ゴム、泡立てネット(乾いたタオル)
手順
① ビニール袋に液体せっけんと少量のお湯を入れ、泡立てネットで泡(シャボン)を作ります。
② 泡の入った袋に手(足)を入れて、袋を輪ゴムで止めます。
(※輪ゴムで止めるのが苦手な方は不要です。)
③袋の上から手で軽くもみ、泡でマッサージ・洗浄します。
④洗浄後、袋から手(足)を取り出して、蒸しタオルでまんべんなく拭きとります。
⑤拭き取り後は、乾いたタオルでお肌の表面に残った水分を拭くと手(足)が冷えません。
補足
厚手のビニール袋にお湯を入れるだけで、手(足)浴して温まるのも気持ち良いのでお勧めです。(袋が破けてないか注意! 水漏れ防止に下に洗面器を置いても…)また、片手ずつ、片足ずつでも大丈夫です。

オムツでの簡単洗髪

オムツで洗髪写真
準備するもの
紙オムツ(カバータイプなど) シャンプー お湯 タオル バスタオル ビニールシート
手順
①ベッド上で仰向けになり、苦しくない姿勢をとります。  ※膝の下にバスタオルを丸めたものや枕、クッションなどを入れます。仰向けになれない方は、身体ごと横を向いて首下や背中などの隙間にバスタオルを丸めたものや枕、クッションなどを入れて姿勢を保てるようにします。
②頭の下から肩の位置までビニールシート(風呂敷でも可)を敷きます。
(※輪ゴムで止めるのが苦手な方は不要です。)
③②の上にバスタオル、オムツ、タオルの順で敷き、オムツの半分に頭の半分が乗るようにセットします。
④肩の下に乾いたタオルを敷き、首の下に敷いたタオルの端を首に巻きます。
⑤頭をお湯で濡らし、シャンプーをつけて洗います。
⑥洗浄後乾いたタオルで泡を拭き取ります。
⑦敷いたオムツの残り半分に頭を乗せて、お湯をかけてよく流します。
※湯温に注意してかける前に必ずお湯の温度を確かめて下さい。
⑧首に巻いたタオルで頭を拭きます。
⑨ドライヤーで髪を乾かします。
補足
お湯はペットボトルや取っ手のついた調味料の空きボトルに入れて使用すると流しやすいです。(キャップに穴を開けるとシャワーのようになります)

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高齢者の方へは低温浴をお薦めします

入浴時の温熱刺激は血圧の上昇を引き起こし、その程度は湯温が高いほど顕著に表れます。さらに42℃以上の高温浴は自律神経系の交感神経を優位にさせ、心臓は心拍数を増加させて収縮を強め、動脈は収縮して血管緊張を高めることで血圧が上昇しやすくなります。
これらのことは、動脈硬化が進んだ高齢者に対して、心臓・脳を中心とした急性疾患などへの危険性が考えられます

短時間の入浴が良いはなぜ?

入浴によって発汗が促進され、尿量は増加します。水分補有力が低下している高齢者は特に、脱水を起こしやすく、血液の濃縮・粘度の上昇を招きます。動脈硬化が進行した高齢者にとっては血液循環を妨げ、血栓形成によって脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めることからも、長時間の入浴は避ける必要があります。

水分保有量図 入浴時血圧変化図

浅い湯は身体への負担を少なくします

浴水中の身体の部分には、水深に比例した静水圧がかかります。深い湯に首まで浸かる入浴では、下半身のみならず心肺にも静水圧の負荷がかかることからも、肺の換気機能が低下した呼吸器疾患患者や、心臓の予備能力が低下している高齢者に対しては、湯を浅くして静水圧の負担が極力かからない方法での入浴が求められます。このことから、訪問入浴では浅い湯での寝湯スタイルで入浴することが勧められます。 ㈱デベロより

静水圧図